つらい心と向き合う

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フラッシュバックする悪夢

両頬に手を当てる女性

ptsdを発症してしまうと、体験した忌まわしき記憶がフラッシュバックしてしまいます。時間が経過することで徐々に薄れていくと言われていますが、症状の緩和には個人差があるため、酷い場合には治療を受けましょう。

回避と過覚醒の症状

頭に手をやる

ptsdを発症してしまうと大きく分けて3つの症状が現れます。記憶がフラッシュバックする再体験は多くの人の知るところですが、回避と過覚醒に関してはまだまだ認識が浅いところでもあると言えます。

似ているようで違う診断名

笑顔のお医者さん

事件や事故など、悲惨な体験をした場合、強いショックから精神疾患になってしまうことがあります。ASD(急性ストレス障害)とptsd(外傷後ストレス障害)は医学的には区別して考えられています。

心が悲鳴を上げるとき

頭を抱える

ptsd(外傷後ストレス障害)という言葉は世間へと徐々に浸透しています。事件や事故などの衝撃的な出来事を体験することで、心が強いショックを受けてしまい精神疾患となってしまうのです。ptsdと診断を受ける必須事項として、恐怖を感じる体験をしたかが重要となります。ptsdの発症には個人差があるため、原因の解明に関しては少々複雑な議論がなされることも少なくありません。例えば戦争を体験したことが原因でptsdを発症してしまう人がいますが、それとは逆に同じ体験をしたとしても発症しない人もいます。元々の性格などが発症要因の一つと考えられているのです。そのため、事件や事故、戦争などを体験したとしても、必ずしもptsdを発症するとは限らないのです。発症したことで起きる症状には大きく分けて3つあることが分かっており、再体験・回避・過覚醒と呼ばれています。再体験は、発症原因になってしまった出来事を繰り返し思い出したり、夢でまた体験してしまいます。回避は、発症原因を思い起こすような状況や出来事を避けてしまいます。意識的に避ける人もいますが、無意識に避けてしまう人も多く、感情や感覚が麻痺してしまうのです。過覚醒は、交感神経が活発に働く状況が持続することで眠れなくなってしまったり、苛々した感情に苛まれてしまいます。

再体験や過覚醒が1ヶ月以上に渡り継続して起きる場合に初めてptsdという診断を受けるのですが、人によってはこれら症状にプラスして社会適応能力などが著しく低下してしまうことがあります。苦しみや悩みを自覚してしまうため、心がすり減ってしまうのです。健忘や現実からの逃避、感情や感覚が失われてしまう症状が体験から1ヶ月以内で表面化してしまった場合には、ASD(急性ストレス障害)と診断されるのです。医学的にはASDはptsdとは違うものだと考えられており、症状が回復する期間にも差があります。治療は抗鬱剤などの薬物療法とカウンセリングを中心とした心理療法が用いられます。そのほかにも、認知行動療法やグループ療法などを用いて、怖い過去を乗り越え、人との触れ合いの中で前向きになれるように専門家を主体として治療が進められます。ptsdを克服したいと考えるなら、自分を責めてしまってはいけません。戦争や災害などの場合、目の前で多くの人が死んでしまうこともあるでしょう。自分が無力だから救えなかったのだと責めてしまうのは止め、今を精一杯生きることに気持ちをシフトすることが大切です。また、人との接触を避けて孤立しようとするのは却って症状を悪化させてしまう可能性があります。信頼できる家族や友人を頼り、一人にならない時間を多く作るようにすることが大切です。

心の治療をしよう

お医者さんとカウンセリング

ptsdを発症してしまうと日常生活にも支障をきたしてしまいます。精神科などに通い、専門のカウンセラーや医師の指導のもと、適切な治療を受けましょう。時間は掛かりますが、克服していくことは可能です。